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できごとメモ 2020


できごとの個人的メモです。間違いなどありましたら、メールにてご指摘いただければ幸いです。


2020年 できごと
1月 2日夜、アメリカ国防総省は声明を出し、トランプ大統領による指示で、イランの革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したと発表。

5日、富士フイルムホールディングスが2021年3月末で、米ゼロックスとの事務機器の販売提携を解消することが明らかになる。

【おくやみ】評論家の坪内祐三(つぼうち・ゆうぞう)氏(1月14日)、61歳、急性心不全のため死去。

リコーイメージング株式会社が、「リコーイメージングスクエア新宿」に「リコーイメージングスクエア銀座」を統合、2020年4月2日より新たに「リコーイメージングスクエア東京」として営業を開始することを発表。統合に伴い、「リコーイメージングスクエア銀座」は、2020年2月29日(土)をもって営業終了。

15日、米音響機器メーカーのBOSE(ボーズ)が、日本と北米、欧州、オーストラリアの自社ブランドの専門店を全面閉鎖することが明らかになった。日本や北米、欧州などで計119店を数カ月以内に閉鎖する。中国や韓国、中東などの約130店は存続する。

【おくやみ】写真家の奈良原一高(ならはら・いっこう、本名=楢原一高・ならはら・かずたか)氏(1月19日)、88歳、心不全のため死去。

【おくやみ】俳優の宍戸錠(ししど・じょう)氏(1月21日)、86歳、死去。

29日、BBC(英国放送協会)が「視聴者ニーズの変化」に適応し、局の貯蓄目標額を達成する計画の一環として、ニュース編集部の450人を解雇する方針を発表。

30日、世界保健機関(WHO)は、中国を中心に拡大している新型コロナウイルス感染による肺炎について緊急委員会を開き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に当たると宣言。
2月 3日、カメラ映像機器工業会(CIPA)が、2020年のデジカメの世界出荷台数が19年比23.3%減の1167万台の見込みだと発表。2割超の減少は3年連続、コンパクト型が好調でピークだった10年(1億2146万台)の1割以下。

【おくやみ】元プロ野球選手、監督の野村克也(のむら・かつや)氏(2月11日)、84歳、死去。

14日、新型コロナウイルスを考慮し、2月27日から4日間、パシフィコ横浜で開催を予定していたCP+2020の中止を決定。

新型コロナウイルスを考慮し、東京マラソンなどさまざまなイベントの規模縮小・中止が、次々と発表される。

【おくやみ】「内向の世代」を代表する作家、古井由吉(ふるい・よしきち)氏(2月18日)、82歳、肝細胞がんのため死去。

第45回木村伊兵衛写真賞、ノミネート作家が決定。池田宏、片山真理、齋藤陽道、田口和奈、横田大輔。

20日、1930年創業、1948年設立、戦後間もない頃より下取り交換を行ってきたカメラ専門店、ミヤマ商會が、カメラの販売を閉業。

『TVガイド』などのテレビ情報誌を発刊する東京ニュース通信社の雑誌『TV Bros.』が、2月22日発売号をもって、1987年から32年間続いた定期刊行を終了。

横浜美術館が、現館長の逢坂恵理子が2020年3月31日をもって退任、新たな館長に2020年4月1日付で蔵屋美香が就任することを発表。

26日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、政府は感染の拡大防止に向け、今後2週間の大規模イベントの中止や延期を要請。

【おくやみ】写真家、倉田精二(くらた・せいじ)氏(2月27日)、74歳、肺がんのため死去。
3月 1日、日本相撲協会は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、大相撲春場所(8日初日)を無観客で開催することを決定。本場所が一般公開されないのは、戦時中に傷病軍人を招待して開かれた1945年6月の夏場所以来75年ぶり。完全非公開は初。

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ニコンプラザ銀座・新宿・大阪・名古屋が、3月2日(月)15:00から臨時休館に。

【おくやみ】劇作家、別役実(べつやく・みのる)氏(3月3日)、82歳、肺炎のため死去。

6日、早稲田大学が、新型コロナウイルス感染の影響拡大に伴い、2020年度春学期授業開始日を4月6日(月)から、4月20日(月)以降に繰り下げることを発表。

9日、ニコンは、3月中の発売を予定していたデジタル一眼レフカメラの新モデル「ニコン D6」の発売を5月に延期すると発表。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で生産に遅れが出ているため。

10日、政府が引き続き10日間程度は大規模イベントを自粛するよう要請。

11日、世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大について「パンデミック(pandemic 世界的な大流行)とみなせる」と表明。

11日、第92回選抜高校野球大会(阪神甲子園球場)を主催する日本高校野球連盟と毎日新聞社は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、19日開幕予定だった大会の中止を決定。大会は戦争の影響で1942〜46年に中断。開催決定後の中止は、史上初。

イタリアのコンテ首相は新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない事態を受け、イタリア北部に限定してきた人の移動を制限する措置を10日から全土に広げると発表。

現地時間11日、米国のトランプ大統領は、英国を除く欧州からの入国を13日から30日間停止すると発表。

スペインのペドロ・サンチェス首相は14日、非常事態を宣言。日常不可欠な物資と薬品の買い物、仕事が目的の場合を除いて、市民が自宅から外出するのを禁止。

フランスのマクロン大統領は16日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、17日正午(日本時間同日午後8時)から買い物や通勤などを除き15日間、仏全土で外出を制限すると発表。

欧州連合(EU)加盟各国首脳は17日、ビデオ会議を開き、EU域外からの入域を30日間禁止することで合意。

NHK連続テレビ小説「なっちゃんの写真館」(1980年)のモデルとなった徳島市の老舗写真館「立木写真館」が徳島地裁に自己破産を申請し、16日付で破産手続き開始の決定を受けていたことが17日、分かった。破産管財人によると、負債額は約4億7千万円。

18日、東京大学が、新型コロナウイルス感染の影響拡大に伴い、2020年度4月からの新学期授業は学事暦通り行うこと、対面での講義は最小限としオンライン化を奨励し推進することなどを発表。

18日(現地時間)、Koelnmesse GmbHは、5月27日〜30日にかけて開催予定だった「photokina 2020」の開催中止を発表。

18日、米国の男性誌『プレイボーイ』の発行会社が、米国で紙媒体の定期的な発行を2020年春号で終了すると発表した。オンライン版は続ける。新型コロナウイルスの感染拡大による事業環境の混乱が引き金となった。

第45回(2019年度)木村伊兵衛写真賞の受賞者が決定。片山真理(かたやま・まり)(32)、横田大輔(よこた・だいすけ)(36)。選考委員は、石内都、鈴木理策、ホンマタカシ、平野啓一郎。授賞式は、新型コロナウイルス感染症の影響を鑑みて中止が決定。

20日、きくちゆうきがSNS上で連載していた4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」が完結。その直後に、書籍化と映画化、グッズ展開が発表され話題に。

【おくやみ】養護施設「ねむの木学園」を設立、園長を務めた俳優の宮城まり子(みやぎ・まりこ、本名=本目真理子・ほんめ・まりこ)氏(3月21日)、93歳、死去。

【おくやみ】安原製作所社長、安原伸(やすはら・しん)氏(3月22日)、56歳、うっ血性心不全のため死去。

22日、メルケル・ドイツ首相は,新型コロナウイルスの更なる拡散を防止するために,連邦政府と各州政府の間で合意、新たなガイドラインを発表。ドイツ全土において、統一した社会生活上の接触制限措置。

23日、写真誌「DAYS JAPAN」を発行するデイズジャパンが、19日付で東京地裁に破産申請をしていたことが分かった。同社は元発行人でフォトジャーナリストの広河隆一氏に性暴力やセクハラを受けたと証言した複数の女性から損害賠償を求められていた。同社はホームページ上で「当社の限られた財産を、被害者に対して公平に分配するためには、公的な機関である裁判所による破産手続に委ねることが最良であると判断し、このような決断に至りました」と説明。負債総額は不明。

23日、文化庁は、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」への補助金約7800万円を全額不交付とした決定を見直し、一部減額して愛知県に約6700万円を支給すると決定。

24日、早稲田大学が、新型コロナウイルス感染の影響拡大に伴い、4月20日(月)以降に繰り下げると案内していた2020年度春学期授業開始日を、5月11日(月)に繰り下げると発表。

24日、安倍晋三首相らが国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と電話会談を行い、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、五輪とパラリンピックを「1年程度延期し、遅くとも2021年夏までに開催すること。年内開催は不可能」との認識で一致した。1896年アテネ大会から始まった近代五輪が、夏季冬季を通じて開催年を延期するのは史上初。

25日夜、東京都の小池百合子知事は都庁で緊急の記者会見を開き、感染拡大への強い危機感をあらわにし、都民に週末の「不要不急の外出」を自粛するよう要請。

26日、東京都の小池知事は、隣接する神奈川、埼玉、千葉、山梨の4つの県の知事とともに共同メッセージを発表、住民や企業に対して人混みへの不要不急の外出の自粛などを呼びかけた。

27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、5月2〜5日に東京都江東区の東京ビッグサイトで予定されていた国内最大級の漫画同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)」の中止を、運営するコミックマーケット準備会が発表。開催中止は、1975年の開始以来初めて。

28日、西部ヘッセン州のシェーファー財務相(54)が州内の鉄道線路近くで死亡しているのが見つかった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う財政支援策を巡り、危機対応への苦悩が背景の自殺とみられる。

【おくやみ】コメディアン、志村けん(しむら・けん、本名=志村康徳・しむら・やすのり)氏(3月29日)、70歳、新型コロナウイルス感染による肺炎のため死去。17日に倦怠感の症状、19日に発熱と呼吸困難の症状、20日に病院に搬送され、重度の肺炎との診察を受けて入院、23日に新型コロナウイルスの検査で陽性と診断され、闘病していた。

31日、東京都は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、新学期からの学校再開時期を遅らせる方向で調整を始めた。

31日、東京大学が、4月以降に開講する授業は、当面の間、インターネットを活用した授業(オンライン授業等)のみで開講することを発表。
4月 1日、日本医師会は、新型コロナウイルスの感染拡大によって一部の地域で病床が不足しつつあるとして「医療危機的状況宣言」を発表した。横倉義武会長は記者会見で、政府が一刻も早く緊急事態宣言を出すよう訴えた。

1日、安倍首相が、1世帯あたりマスク2枚を配布すると表明

【おくやみ】美術家、秋山祐徳太子(あきやま・ゆうとくたいし、本名=祐徳・すけのり)氏(4月3日)、85歳、老衰のため死去。

7日、安倍総理大臣が、新型コロナウイルスの感染が都市部で急速に拡大している事態を受け、東京など7都府県を対象に、法律に基づく「緊急事態宣言」を行う。宣言の効力は来月6日までで、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡が対象。

8日、集英社は、漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」21号の発売を延期することを発表。編集部に勤める社員が新型コロナウイルスに感染した疑いがあるとして、編集作業を一時中断することを決めた。

9日、政府が新型コロナウイルス対策として全世帯に布マスク2枚を配る経費を、466億円と見積もったことが明らかになる。

10日、新型コロナウイルス感染症の影響により、7月11日に開催を予定していた「第43回隅田川花火大会」の中止を決定

10日、東京都の小池百合子知事が記者会見し、緊急事態宣言中の休業要請の対象となる施設の詳細とあわせ、協力した中小の事業者に対し、2店舗以上所有する場合は100万円、1店舗のみの場合は50万円を支給することを発表。

【おくやみ】映画監督、大林宣彦(おおばやし・のぶひこ)氏(4月10日)、82歳、肺がんのため死去。

12日、安倍首相が、星野源「おうちで踊ろう」の動画に合わせ、 部屋で犬とくつろいだり、コーヒーを飲んだりする動画を公開、大きな反発が巻き起こる。

15日、ドイツのメルケル首相は、同国を景気後退に陥らせている新型コロナウイルス対策の各種制限について、解除に向けた第1段階となる措置を発表。大半の店舗が営業再開を許可される一方で、学校の閉鎖は5月4日まで継続。

16日、安倍首相は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都など7都府県を対象に発令していた緊急事態宣言の地域に40道府県を追加し、対象地域を全都道府県に広げる方針を決めた。

【おくやみ】写真家、ピーター・ビアード氏(4月19日)、82歳、死去。認知症を患い、行方不明になっており、モントークのキャンプ・ヒーロー州立公園で遺体が発見された。

『月刊カメラマン』誌が、4月20日発売の5月号をもって休刊。創刊は1978年4月号。

【おくやみ】女優、岡江久美子(おかえ・くみこ、本名=大和田久美子・おおわだ・くみこ)氏(4月23日)、63歳、新型コロナウイルス感染による肺炎のため死去。3日に発熱、6日朝に急変して緊急入院していた。

【おくやみ】小泉内閣や橋本内閣で首相補佐官を務めた岡本行夫(おかもと・ゆきお)氏(4月24日)、74歳、新型コロナウイルス感染による肺炎のため死去。

早稲田大学が新型コロナウイルスで経済的に影響を受けた学生に対して「緊急支援金」として1人あたり10万円を支給することを決定。学生への支援を巡っては、明治学院大学がすべての学生に5万円の給付、東海大学が約3万人の学生にオンライン授業のために1万円程度の補助を発表していた。

24日、カメラ映像機器工業会(CIPA)は、3月のデジタルカメラの世界出荷が前年同月比52.2%減の59万台だったと発表。一眼レフの落ち込み幅が特に大きく66.3%減。新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛、卒業式や展示会などのイベントの中止が響いた。例年3月は1月や2月に比べて出荷が伸びる傾向にあるが、2月と比べても12%減。

26日、全国高等学校体育連盟は新型コロナウイルス感染拡大を受け、今年の夏に開催予定だった全国高校総合体育大会「インターハイ」の中止を決定。インターハイは1963年から開催されており、中止は史上初。

27日、「ニコンプラザ銀座」の業務終了、「ニコンプラザ新宿」を改装後「ニコンプラザ東京」としてリニューアルオープンすること、「ニコンプラザ大阪」を移転してリニューアルオープンすることが発表される。実施時期は2020年10月を予定。

27日、「銀座・大阪ニコンサロン」を閉館し、「ニコンプラザ東京(現ニコンプラザ新宿)」内に「ニコンサロン」を再開することが発表される。1968年「木村伊兵衛の眼」展で開設された「銀座ニコンサロン」の名称が消えることになった。現在の「ニコンプラザ新宿THE GALLERY1」は終了、「ニコンプラザ新宿THE GALLERY2」の名称を「ニコンプラザ東京THE GALLERY」とする。実施時期は2020年10月を予定。

アルル国際写真祭が開催中止を決定。
5月 4日、アメリカの大手衣料品販売の「J.CREW」が、裁判所に対して、日本の民事再生法にあたる連邦破産法の適用を申請し、経営破綻。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、店舗の休業が続く中、アメリカの大手小売りでは、初めての経営破綻となった。

4日、安倍総理は、記者会見を開き、新型コロナウイルス感染症対策として発令した緊急事態宣言を全国を対象に5月31日まで延長すると発表。14日をめどに専門家会議を開き状況を分析し、期限内でも解除の可否を検討する。

【おくやみ】ロックンロールの草分け的な存在、リトル・リチャード(本名=リチャード・ウェイン・ペニマン)氏(5月9日)、87歳、死去。死因は骨肉腫関連だったと報道されている。

SNSのTwitterで9日から「#検察庁法改正案に抗議します」というというハッシュタグをつけたツイートが相次ぎ、10日午後時点で380万を超える。著名人も相次ぎ抗議した。

【おくやみ】漫画家、ジョージ秋山(じょーじ・あきやま、本名=秋山勇二・あきやま・ゆうじ)氏(5月12日)、77歳、死去。

14日夜の新型コロナウイルスに関する対策本部で、政府は、緊急事態宣言を39県で解除すると決定。新型コロナに重点的に対応する「特定警戒都道府県」に指定していた茨城、石川、岐阜、愛知、福岡の5県と、特定警戒ではなかった34県を宣言の対象から外した。

15日、アパレル大手のレナウン(東証1部)が、東京地裁に民事再生法の適用を申請、再生手続きの開始決定を受けた。

15日、1981年伊奈ギャラリーとして開廊以来、40年に亘り活動を続けてきたLIXILギャラリーが今秋をもって閉廊することを発表。建築文化を中心に400タイトルを超える書籍を刊行してきたLIXIL出版も、ギャラリー閉廊とあわせて活動を終了する。

15日、米百貨店大手のJCペニーが、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し、経営破綻した。もともとネット通販の台頭により経営不振に陥っていたところに、新型コロナウイルスに伴う営業停止が追い打ちをかけた。

20日、日本高野連は、新型コロナウイルス感染への懸念を考慮し、第102回全国高校野球選手権大会(8月10日開幕、甲子園)の中止を決定。

21日、政府は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を発令している8都道府県のうち大阪、京都、兵庫の近畿3府県を解除する方針を示した。緊急事態宣言を継続する埼玉、千葉、東京、神奈川の首都圏4都県と北海道については、25日に再検討の方針。

22日、米2位のレンタカー会社ハーツ・グローバル・ホールディングスは、連邦破産法11条に基づく会社更生手続きをデラウェア州の連邦破産裁判所に申請したと発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う移動制限や世界的な景気悪化がレンタカー需要を直撃した。

【おくやみ】女子プロレスラーで、テレビ番組「テラスハウス」に出演していた木村花(きむら・はな)氏(5月23日)、22歳、死去。SNS上で同氏を非難するような投稿がされていた。

23日、第27回全国高等学校写真選手権大会(写真甲子園2020)大会概要の変更が発表。Web配信を中心にした大会、初戦応募締め切りの再延長、ソロ写真甲子園の開催など。会期は8月〜9月。

25日午前、政府は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言について、継続している北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川の5都道県の解除を、専門家でつくる基本的対処方針等諮問委員会に諮問し、了承された。同日午後の政府対策本部の正式決定により、今月末の期限を前に全面解除となった。4月7日に始まった緊急事態宣言が約1カ月半で終了。

25日夕、米ミネソタ州ミネアポリスで警察に拘束された際に、白人警察官に約8分間にわたって膝で首を押さえつけられた、黒人男性のジョージ・フロイド氏が死亡。これを受け、警察官4人が懲戒免職に。

28日、トランプ米大統領はソーシャルネットワーキングサービス(SNS)企業に与えられている免責による保護を制限する大統領令に署名。ツイッターが大統領の投稿に対し読者にファクトチェック(事実確認)を促す警告を付け始めたことを受けた措置。

29日、山口百恵の600曲以上におよぶ楽曲のサブスクリプション(定額制)ストリーミング配信が解禁。

第36回写真の町東川賞授賞式関連事業の延期が発表。当初、2020年8月1日(土)〜9月2日(水)の日程を、2021年3月30日(火)〜5月5日(水)に。第36回東川町国際写真フェスティバル(フォトフェスタ2020)は中止。

アメリカ中西部ミネソタ州ミネアポリスで28日、白人警官によって拘束時に首を圧迫され、後に死亡した黒人男性の事件に抗議する多数のデモ隊が警察署に押し寄せ、警察署で火災が発生。暴行死をめぐってデモが州内外に広がり、略奪や放火が起きており、ワルツ州知事は先にミネアポリスなどで非常事態を宣言。

29日、トランプ米大統領は世界保健機関(WHO)との関係を打ち切ると表明。

29日、トランプ米大統領はホワイトハウスで中国政策について会見、中国が香港で反政府的な動きを取り締まる「国家安全法制」の導入を決めたことについて、「一国二制度を一国一制度に変えた」と批判。

【おくやみ】世界各地の建造物を巨大な布で梱包するプロジェクトを行ってきたアーティスト、クリスト氏(5月31日)、84歳、死去。
6月 『アサヒカメラ』誌(毎月20日発行)が、2020年7月号(6月19日発売)をもって休刊を発表。長年にわたる部数低迷、コロナ禍による広告費の激減が理由。日本最古の総合カメラ誌が、1926(大正15)年4月創刊以来、94年の歴史に幕を閉じた。今後は同社ニュースサイト「AERA dot.」で記事を配信、増刊やムックは引き続き刊行予定。向井康二の連載「巨匠と撮る白熱レッスン」は『AERA』誌で継続。木村伊兵衛写真賞は、朝日新聞社及び朝日新聞出版が共催。

2日、英国のボリス・ジョンソン(Boris Johnson)首相は、中国政府が香港に「国家安全法」を導入した場合、香港住民数百万人に英国のパスポートを発給する方針を示した。

2日、東京都は新型コロナウイルスの感染者が新たに34人確認されたと発表。都は同日夜、対策本部会議を開き、感染再拡大の兆候が表れた際に警戒を呼び掛ける「東京アラート」を初めて発動。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、新潟県湯沢町で8月21〜23日の開催を予定していたフジロック・フェスティバルが中止になることがわかった。今年で24回目を迎える同フェスの完全な中止は初。

【おくやみ】北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父親で、娘の救出活動を続けてきた横田滋(よこた・しげる)氏(6月5日)、87歳、老衰のため死去。

米ミネアポリス近郊で5月25日、黒人男性が白人警察官に路上で首を押さえつけられ殺害された事件を機に、アメリカを中心に、Black Lives Matter(BLM)が世界中に広まる。

美術館・ギャラリーの展示が再開される。東京都写真美術館が6月2日から、オリンパスプラザ東京・大阪が5日から、富士フイルムフォトサロンが9日から、キヤノンギャラリーが15日から、銀座ニコンサロンが30日から、など。

日本写真家協会が、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を鑑み、 2020年第16回「名取洋之助写真賞」の募集及び選考の中止を発表。

11日、東京都は新型コロナウイルスに関する独自の警戒情報「東京アラート」を解除。判断の目安となる数値が落ち着き、医療が逼迫する状況にはないと判断した。また、休業要請の緩和行程を3段階で示したロードマップに基づき、12日午前0時にステップ3に移行。接待を伴う飲食店やライブハウスは19日から営業を認め、これにより都の休業要請は全面解除される。

【おくやみ】作編曲家の服部克久(はっとり・かつひさ)氏(6月11日)、83歳、末期腎不全のため死去。

【おくやみ】『ノストラダムスの大予言』で知られる作家、五島勉(ごとう・べん)氏(6月16日)、90歳、死去。

12日に公開された、美術館連絡協議会(以下、美連協)と読売新聞オンラインによる新企画「美術館女子」に、SNS上で批判の声が相次ぐ。

林忠彦賞、令和2年度(2020)の募集は中止、応募対象を令和2年と3年の2年間に発表された作品とし、令和3年度(2021)に実施。

19日、東京都は、新型コロナウイルス感染拡大への警戒を呼びかける「東京アラート」について、発出の有無を示す都庁舎とレインボーブリッジのライトアップを終了すると発表した。都は5月下旬から、アラート発出時は赤色、平常時は虹色に点灯していた。

19日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため政府が呼び掛けてきた行動自粛が一段階緩和。都道府県をまたいでの人の移動が全国で原則解禁。緊急事態宣言解除が最後になった首都圏4都県および北海道と他府県の間でも移動に制限がなくなり、経済・社会活動が本格的に再開。

#BlackLivesMatter運動を行う団体を支援するファンドレイジングプロジェクト「Japanese Photographers 4 Black Lives Matters(以下JP4BLM)」がスタート。「JP4BLM」は、アイヴァン・ヴァルタニアンと大野秀子グレイスの2名による非営利のプロジェクト。深瀬昌久、鈴木理策、ホンマタカシ、米田知子、野口里佳、川内倫子、志賀理江子、Nerhol、横田大輔ら、さまざまな世代の約30名の日本人写真家が参加し、オンライン上で彼らのプリントを販売することで、反人種差別運動に貢献するためのプラットフォームに。

2001年にはじまった相模原市の総合写真祭「フォトシティさがみはら」が、今秋で20回目を迎える節目を記念し、事業の創案者で市内在住の写真家江成常夫の名を冠した「江成常夫賞」を創設。今年を含めた20年間で、プロの部で受賞した80人から最も優秀な写真家に贈られる。その後は5年ごとに設けられ、5年間で最も優秀な写真家を選ぶ。

2020年7月号をもって休刊が決定している『アサヒカメラ』の異例の緊急重版が決定。Snow Manの向井康二の連載で、10〜30代の女性読者が増えたことも重版を後押しした要因。7月号の裏表紙は向井康二の自撮り。その後、再重版(3刷)も決定。

24日、オリンパス株式会社は、カメラを含む同社映像事業を新会社として分社化し、日本産業パートナーズ(JIP)が管理・運営その他関与するファンドに対して譲渡する方針を発表。9月30日までに最終契約し、年内に取り引きを完了。収益構造改善を図ってきたが、3期連続で営業損失を計上したことなどが背景。譲渡後も「OM-Dや、PEN、ZUIKOなどをはじめとしたブランドを継承する事業体」として製品・サービスを提供、オリンパス製品のカスタマーサポートも継続する。

25日の株式市場では、オリンパス株に買いが入り、株価は一時10%高となった。長年の懸案であったカメラ事業撤退により、オリンパスの構造改革が進むとの期待が反映された。

130年以上の歴史を持つフランスの高級食料品店フォションは25日までに、パリ中心部にある本社と店舗を運営するグループ企業に関し、商業裁判所へ更生手続きを申し立てたと発表。事実上の破綻。

【おくやみ】「アイ・ラブ・NY」ロゴなどで知られる、グラフィックデザイナーのミルトン・グレイザー氏(6月26日)、 91歳、脳卒中のために死去。腎臓にも疾患を抱えていた。

29日、カナダの劇団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の運営会社が裁判所に企業債権者調整法の適用を申請、事業再生手続きに入ると発表。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う公演の中止で興行収入がなくなり、資金繰りに行き詰まった。

「香港国家安全維持法」が中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会で6月30日に全会一致で可決、香港政府が同日に施行。
7月 1日、カメラ映像機器工業会(CIPA)は、5月のデジタルカメラの世界出荷台数が前年同月比72.6%減の36万9730台だったと発表。デジカメ市場は、スマートフォンの台頭で苦戦していたが、新型コロナウイルスによる外出規制やイベントの中止が追い打ちをかけた。

1日、株式会社学研プラスと株式会社日本創発グループの共同出資による合弁会社として、株式会社ワン・パブリッシングが発足。定期雑誌(『GetNavi』、『ムー』、『CAPA』など)をはじめとするメディア事業を学研プラスから引き継ぐ。

1日、米電気自動車(EV)メーカー、テスラの株価が一時、米国市場で時価総額2105億ドル(約22兆6000億円)となる。日本市場の1日終値ベースで21兆7185億円だったトヨタ自動車を抜いて自動車メーカーで世界首位に。

7月4日から九州全域で大雨、130万人に避難指示。熊本で60集落孤立、土砂災害40か所で発生。

【おくやみ】イタリア出身の世界的な作曲家、エンニオ・モリコーネ氏(7月6日)、91歳、死去。

アメリカのトランプ政権は、新型コロナウイルスへの対応が中国寄りだとして批判してきたWHO=世界保健機関から、来年7月6日に脱退すると国連に正式に通知。

8日、アメリカのファッションブランド「ブルックス・ブラザーズ」が、経営破綻。業績の伸び悩みに加えて、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた長期の店舗の休業で資金繰りに行き詰まったものとみられる。

12日、国内最大の同人誌即売会を運営する「コミックマーケット準備会」は、今冬の実施を検討していた国内最大級の漫画同人誌即売会「コミックマーケット99」(冬コミ)の開催を見送ると発表。2020年にコミケが全く行われない事態となった。

13日、ニコンは、ニコンプラザに関する新たな情報を発表。ニコンプラザ新宿は7月28日をもって休館。2020年10月に「ニコンプラザ東京」としてリニューアル予定。ニコンプラザ新宿THE GALLERY1・2については2020年9月7日(月)まで営業。

15日、東京都は、新型コロナウイルスの感染状況の警戒レベルについて、7月から運用を始めた4段階評価で最も深刻な「感染が拡大していると思われる」に1段階引き上げた。都内の1日あたりの新規感染者は14日まで6日連続で3桁、10日には過去最多の243人の感染が確認されていた。

16日、22日に始まる観光支援策「Go To トラベル」で、東京を発着する旅行をキャンペーンの対象から外した上で、今月下旬から予定どおり始める方針が明らかに。

【おくやみ】俳優、三浦春馬(みうら・はるま)氏(7月18日)、30歳、自殺。

向井康二(Snow Man)がカメラ雑誌『アサヒカメラ』で担当していた連載「向井康二 巨匠と撮る白熱レッスン」が、同誌の休刊に伴い週刊誌『AERA』で再スタート。「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」として、7月20日発売の『AERA』7月27日増大号より掲載。

22日、札幌国際芸術祭実行委員会が、12月の開幕に向けて準備を進めていた「札幌国際芸術祭2020」の中止を発表。

【おくやみ】ファッションデザイナー、山本寛斎(やまもと・かんさい、本名=やまもと・のぶよし)氏(7月21日)、76歳、急性骨髄性白血病のため死去。

【おくやみ】デザイナー、戸田ツトム(とだ・つとむ、本名=勤)氏(7月21日)、69歳、死去。

23日、株式会社ゲンロンが、「重大な契約違反を確認」したため、カオスラとの契約解除を発表。

合同会社カオスラが、同社代表社員である黒瀬陽平が7月24日付で退任となったことを発表。アシスタントへのパワーハラスメント行為があった。

【おくやみ】台湾の元総統、李登輝氏(7月30日)、97歳、多臓器不全などのため死去。

【おくやみ】評論家、英文学者、外山滋比古(とやま・しげひこ)氏(7月30日)、96歳、胆管がんのため死去。

2006年開廊、ファッションブランド「ヒステリックグラマー」を擁するオゾンコミュニティが運営していた、東京・南青山のラットホールギャラリーが、7月末をもって閉館。新型コロナの感染拡大以降、「当面のあいだ休廊」としていた。
8月 1日、東海と関東甲信で梅雨明けが発表。梅雨明けの発表は、いずれの地域も去年より8日遅く、平年と比べても11日遅くなった。

合同会社カオスラの代表社員を務めていた黒瀬陽平が、ハラスメントを行っていたとして退任した件で、被害者の女性が詳細をnoteで公開。

ハクバ写真産業株式会社が、ベルボン株式会社からカメラ用三脚企画・設計・開発事業を8月に事業譲受と発表。

【おくやみ】装丁家、アートディレクター、文筆家、坂川栄治(さかがわ・えいじ)氏(8月2日)、68歳、心筋梗塞のため死去。

写真の会が、国内において新型コロナウイルス感染症拡大のため、第32回「写真の会」賞の選定を中止することを発表。2021年以降の写真の会の活動については、ウイルス感染症(COVID-19以外も含む)の終息が前提となる。

カメラ映像機器工業会(CIPA)は3日、2020年1〜6月期のデジタルカメラの世界出荷が前年同期比51.9%減の351万台だったと発表。

任天堂が6日発表した4−6月期の連結営業利益は前年同期の5.3倍の1447億円と市場予想(627億円)を大幅に上回り、12年ぶりに同四半期での過去最高を更新。新型コロナウイルスの感染拡大で巣ごもり需要が高まった。

6日、ニコンは2021年3月期の連結業績が750億円の営業赤字(前年は67億円の黒字)になりそうだと発表。最終損益は500億円の赤字(前年は76億円の黒字)を見込む。

【おくやみ】俳優、渡哲也(わたり・てつや、本名=渡瀬道彦・わたせ・みちひこ)氏(8月10日)、78歳、肺炎のため死去。

10日夜、香港の民主活動家、周庭(アグネス・チョウ)氏(23)が香港国家安全維持法違反の疑いで逮捕されたと、一部の香港メディアが報じた。周氏は2014年の民主化デモ「雨傘運動」で積極的に活動し、「民主の女神」と呼ばれた。

【おくやみ】おたく評論家、コラムニスト、宅八郎(たく・はちろう、本名=矢野守啓・やの・もりひろ)氏(8月11日)、57歳、小脳出血のため死去。12月に親族が明らかにした。

11日夜、香港警察は、10日に香港国家安全維持法違反の容疑で逮捕した民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)氏を保釈した。12日午前0時すぎには香港紙創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏も保釈した。両氏は外国勢力と結託して国家安全に危害を加えた疑いをもたれていた。

【おくやみ】写真家、アートドキュメンタリスト、安齊重男(あんざい・しげお)氏(8月13日)、81歳、心不全のため死去。

17日、内閣府が発表した2020年4〜6月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質の季節調整値で1〜3月期から7.8%、年率換算で27.8%減。新型コロナウイルスの感染拡大で、リーマン・ショック後の09年1〜3月期の年率17.8%減を超える戦後最大の落ち込み。

24日、安倍晋三首相の連続在任日数が佐藤栄作元首相を抜いて歴代最長となった。2019年11月には第1次政権と合わせた通算在任日数でも憲政史上最長となっていた。

【おくやみ】女流漫才コンビ「桂子・好江」で人気を博した漫才協会名誉会長の内海桂子(うつみ・けいこ、本名=安藤良子・あんどう・よしこ)氏(8月22日)、97歳、多臓器不全のため死去。

【おくやみ】アーティスト、原口典之(はらぐち・のりゆき)氏(8月27日)、74歳、胃がんのため死去。

【おくやみ】タレント、岸部四郎(きしべ・しろう)氏(8月28日)、71歳、拡張型心筋症による急性心不全のため死去。

28日、安倍総理大臣は、記者会見で、持病の潰瘍性大腸炎が再発し、国民の負託、自信を持って応えられる状態でなくなったとして、総理大臣を辞任する意向を正式に表明。

29日、酒田市の土門拳記念館と市美術館をそれぞれ管理・運営する公益財団法人の合併調印式が同市の出羽遊心館で行われた。組織体制を強化して効率的な運営を図る。

SUKIYA GROUP・数寄屋橋れんずコーナー店(旧ニコンハウス)が、8月31日をもって閉店。

新宿駅東口の中古カメラ店アルプス堂が、8月31日をもって閉店。

東京・練馬区の遊園地、としまえんが8月31日をもって閉園。1926年(大正15年)の開園から94年の歴史ある施設が幕を閉じた。

ニューヨーク・タイムズ紙が、31日の紙面から、1939年以来、81年間続けてきたテレビ番組表、いわゆるテレビ欄の掲載を取りやめた。
9月 ニコンは、ニコンプラザ新宿と同じ新宿エルタワー28階に新たに「ニコンプラザ東京」として10月23日(金)にリニューアルオープン、「ニコンプラザ大阪」は御堂筋グランタワーの17階に移転し10月30日(金)にリニューアルオープンすることを発表。「ニコンプラザ銀座」は10月17日(土)をもって閉館。銀座ニコンサロンは10月20日(火)15:00まで営業。

14日、安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党の総裁選挙は、国会議員と都道府県連の代表による投票の結果、有効投票534票のうち、菅官房長官が377票、岸田政務調査会長が89票、石破元幹事長が68票をそれぞれ獲得、菅官房長官が新しい総裁に選出。

【おくやみ】俳優、芦名星(あしな・せい、本名=五十嵐彩・いがらし・あや)氏(9月14日)、36歳、自殺。

【おくやみ】俳優、藤木孝(ふじき・たかし、本名=遠藤與士彦・えんどう・よしひこ)氏(9月20日)、80歳、自殺。

2020年11月12日から15日に予定されていたパリフォトが中止に。主要イベントのキャパシティを従来の5,000人から1,000人に制限するとのフランス政府の発表を受けた決定。第24回は2021年11月11日から14日に延期。

【おくやみ】俳優、竹内結子(たけうち・ゆうこ)氏(9月27日)、40歳、自殺。

30日、オリンパス株式会社は、日本産業パートナーズ株式会社とオリンパスの映像事業の譲渡に関する正式な契約を締結したと発表。オリンパスが新たに設立する完全子会社(映像新会社)「OMデジタルソリューションズ株式会社」がオリンパスの映像事業を吸収分割により継承し、2021年1月1日付でその株式の95%をOJホールディングス株式会社(JIPが設立した特別目的会社)に譲渡することで合意。
10月 2日、トランプ米大統領は自身とメラニア夫人が新型コロナウイルスの感染検査で陽性だったとツイッターで表明。

【おくやみ】映像評論家、波多野哲朗(はたの・てつろう)氏(10月2日)、81歳、がんのため死去。

【おくやみ】ファッションデザイナー、高田賢三(たかだ・けんぞう)氏(10月4日)、81歳、新型コロナウイルス感染のため死去。

【おくやみ】ギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレン氏(10月6日)、65歳、がんのため死去。

【おくやみ】作曲家、筒美京平(つつみ・きょうへい、本名=渡辺 栄吉・わたなべ・えいきち)氏(10月7日)、80歳、誤嚥性肺炎のため死去。

15日、フランス政府は新型コロナウイルスの感染が再び広がっていることを受け、およそ3か月ぶりに公衆衛生上の非常事態を宣言、今月17日から首都パリなどで夜間の外出禁止に。ヨーロッパでは感染拡大に歯止めをかけようと、厳しい規制を導入する動きが相次ぐ。

【おくやみ】トランペット奏者、近藤等則(こんどう・としのり)氏(10月17日)、71歳、死去。

【おくやみ】写真家、水谷充(みずたに・みつる)氏(10月17日)、60歳、心筋梗塞のため死去。

【おくやみ】写真家、鬼海弘雄(きかい・ひろお)氏(10月19日)、75歳、リンパ腫のため死去。

20日、合同会社カオスラは、元同社代表の黒瀬陽平らによるハラスメントについて、「不正確」だったとの声明を発表。2020年7⽉24⽇のプレスリリースを撤回。告発していた安西彩乃を訴える旨を明らかにした。

25日、スペインのサンチェス首相は新型コロナウイルスの感染者が再び急増する事態に対処するため、改めて全土に緊急事態を宣言。 同国では緊急事態宣言が15日を超える場合、議会の承認が必要。サンチェス氏は議会に対して、最長で来年5月9日までの適用を要請

1992年に開廊した、東京・銀座のギャラリー・アートグラフが、新型コロナウイルス感染拡大によって運営が困難になったことにより、10月31日をもって閉廊。
11月 2日、民事再生手続き中のアパレル大手「レナウン」は、東京地裁から再生手続きの廃止決定を受けたことを明らかにした。今後は破産手続きに移り、創業100年を超す名門企業が姿を消すことになった。

3日、ストッキングやタイツの製造販売を手掛けるアツギは、Twitter上で展開していた「ラブタイツキャンペーン」の一環で投稿したイラストの一部に、性的な描写を連想させる不適切な表現があったとして謝罪。11月2日の「タイツの日」に合わせて、タイツをはいた女性のイラストなどをハッシュタグ「#ラブタイツ」とともに投稿するプロモーションを行っていた。

5日、米大統領選は約1億6千万人が投票、投票率が66%超と120年ぶりの高水準になる可能性が出てきた。有権者の関心が高く、郵便投票が普及したため。

5日、ニコンは2022年3月までに海外で2000人強(海外全体の2割程度)の従業員を削減すると発表。カメラ本体の製造を宮城県からタイに集約し、販売会社を統合するなどコスト削減を急ぐ。

7日、米大統領選で民主党候補のジョー・バイデン前副大統領(77)の当選が確実となった。複数の米メディアが7日伝えた。バイデン氏は報道を受けて声明を出し「大統領に選ばれて光栄だ」と勝利宣言した。

9日、タムロンはデジタルカメラの交換レンズなどを製造する青森県の2工場で働く従業員を対象に、200人の希望退職を募ると発表。希望退職の募集は1992年以来およそ30年ぶりで、国内工場人員の約4割に相当。

Googleは「Googleフォト」で写真や動画を無料で無制限に保存できるサービスを終了すると発表した。2021年6月1日以降、新たにアップロードした写真や動画は、すべてのGoogleアカウントに無料で提供されている15GBのストレージ容量にカウントされる。

【おくやみ】ノーベル物理学賞を受賞した東京大学特別栄誉教授、小柴昌俊(こしば・まさとし)氏(11月12日)、94歳、老衰のため死去。

「新宿TSUTAYA 歌舞伎町DVDレンタル館」が11月15日で閉店。同店は、25年に渡り営業。都内最大級のラインナップで、VHSレンタルなど貴重な映像作品を用意していた。同店取扱いの貴重な映像作品は、閉店後SHIBUYA TSUTAYAに引き継がれる。

27日、ケルンメッセは、写真映像関連の見本市「フォトキナ」の主催を当面中止すると発表。70年の歴史を持つフォトキナが、この決定により事実上の終わりを迎える形に。

【おくやみ】サッカー元アルゼンチン代表、ディエゴ・マラドーナ氏(11月25日)、60歳、死去。

【おくやみ】写真家、前日本写真家協会長、熊切圭介(くまきり・けいすけ、本名=熊切奎介・くまきり・けいすけ)氏(11月27日)、86歳、誤嚥性肺炎のため死去。

アマンド銀座店が、コロナ禍に於ける厳しい情勢により、11月30日をもって閉店。1968年6月開業より52年間の歴史に幕を閉じた。
12月 12月4日〜12月13日、T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2020が開催。

4日、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)の公開講座で、講師からわいせつな作品を見せられ精神的苦痛を受けたとして、受講した女性が大学側に約330万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が東京地裁(伊藤繁裁判長)であった。判決は、わいせつな作品を受講生に見せたことを「セクハラにあたる」と認定。大学側に対し、講義内容を事前に告知するなどの義務を怠ったとして、約35万円の賠償を命じた。

【おくやみ】俳優、小松政夫(こまつ・まさお、本名=松崎雅臣・まつざき・まさおみ)氏(12月7日)、78歳、肝細胞がんのため死去。

【おくやみ】女優、浅香光代(あさか・みつよ、本名=北岡昭子・きたおか・しょうこ)氏(12月13日)、92歳、膵臓がんのため死去。

光文社のファッション誌「JJ」(1975年4月に隔月刊で創刊)が、12月23日発売の2021年2月号をもって月刊発行を終了。今後は不定期で刊行予定。

9日、一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は、CP+2021におけるパシフィコ横浜展示ホールでの開催を中止し、CP+2021 ONLINEの単独開催にすると発表。会期は2月25日〜2月28日。3月31日までアーカイブ公開。当初、パシフィコ横浜の展示ホールとオンラインが複合した新形態での開催を目指していたが、新型コロナウイルス感染者数の急速な再拡大により、オンライン単独開催という結論に至った。

9日、戦略コンサルやベンチャー投資を手掛けるドリームインキュベータは、月刊誌やムックを発行するエイ出版社の趣味雑誌など一部の事業と、エイ出版の100%子会社でデジタルコンテンツ事業を展開するピークスの事業を、来年2月1日付で譲り受けると発表。

18日、オリンパスは、2021年2月に国内従業員の約6%にあたる950人程度の早期退職者を募集すると発表。

コミュニケーションギャラリーふげん社が、渡邊美術印刷株式会社創立70周年記念事業として「ふげん社写真賞」を創設。グランプリ1名には、写真集出版(500部)とコミュニケーションギャラリーふげん社で出版記念展を開催する権利を授与。写真集出版部数から50部を贈呈。エントリー期間は2021年2月1日〜6月30日、結果発表は7月上旬。選考員は飯沢耕太郎、町口覚、渡邊薫。

【おくやみ】作詞家、直木賞作家、なかにし礼(なかにし・れい、中西礼三=なかにし・れいぞう)氏(12月23日)、82歳、心筋梗塞のため死去。

オリンパスプラザ大阪が12月25日をもって営業終了。

【おくやみ】立憲民主党参院議員、羽田雄一郎(はた・ゆういちろう)氏(12月27日)、53歳、死去。この日に新型コロナウイルスのPCR検査を受ける予定だったが、病院到着前に体調が急変。死後、新型コロナウイルスの陽性が確認された。